- 社名
- Sansan株式会社
- サービス名
- Bill One
- 事業内容
Bill Oneは、Sansan株式会社が提供するインボイス管理サービスです。郵送やメールといったさまざまな方法・形式で届く請求書をオンラインで一括受領し、素早く正確にデータ化。請求書をクラウド上で一元管理することで、アナログで非効率な請求書業務をデジタル化します。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応し、月次決算業務を効率化することで、企業経営における意思決定のスピードを加速します。
- 背景
- これまで時流的にニーズの高かったインボイス制度や電子帳簿保存法の訴求が中心であったが、サービスの成長に伴い顧客ニーズも拡大。サービスサイトをリニューアルすることになった。
- 従来、導入企業ロゴ下のセカンドビューエリアには、サービスステートメント訴求を入れていたが、ユーザーの興味喚起に繋げるうえで、ページ上部に掲載するべきか評価できていなかった。
- 取り組み
- KARTE Blocksを活用し、ステートメントを非表示にしたパターンAと、メリット訴求セクションにステートメントの要素も追加したパターンBでA/Bテストを行った。
- 変化・学び
- パターンAのCVRが、オリジナルと比較して117%、パターンBと比較して109%向上する結果となった。(※2024年3月 Sansan株式会社調べ)
- 改めてページ上部に掲載すべきコンテンツの優先度や内容を精査する重要性を認識でき、マーケティングチームとブランドチーム間でリニューアル後のサービスサイトの構成を検討する上で、定量結果を元に会話する機会が増えた。
- ユーザー別の効果探索機能を活用すると、初回来訪ユーザーにはパターンBがパターンAに比べて良い結果が出ていることがわかった。初回来訪ユーザーには端的にブランドメッセージとサービスメリットを伝える方が理解されやすいという学びが あった。
サイトからCVRを向上するためには、足し算だけではなく引き算も重要です。ブランドの想いを伝えるのはとても重要ですが、サービスサイトでどこで、どのくらい伝えるべきなのかは実際にユーザーの反応を起点に検証してみないとわからないですよね。
KARTE BlocksKARTE Blocks Blogページ上部に掲載するコンテンツを検証しCVRが117%向上。サイトリニューアルにおける検討材料に。(Bill One)