
- 背景
- 購入商品が明確に決まっていないユーザーには、売れ筋などのレコメンド情報が購入検討に効果的という仮説があった。
- 従来、商品カテゴリーページ下位にあるレコメンド情報は気づかれにくく、機会損失が発生していると感じていたが、建材ECの特性上、レコメンド情報の優先度は低かった。
- 取り組み
- ページ上部にあった「品番検索」へのリンクを、同ページ内の売れ筋商品情報へのアンカーリンクに変更するABテストを実施。
- アイコンも大きくして見つけやすくした。

- 変化・学び
- 売れ筋商品情報へのリンク設置時、クリック率は以前の約4倍に。クリック後にカート投入したユーザー数も約2倍に大きく改善。
- 想定以上の効果が確認ができたことで、サイトへの本実装を決定できた。実装は2-3ヶ月先になるが、その期間はKARTE Blocksでそのまま全体配信に切り替えることで、本実装までの機会損失を防ぐことができた。

編集部
ページには有用なコンテンツがたくさんあっても、サイト構造の制約などでコンテンツの並びを変更することが難しいケースがあります。 今回のケースは、コンテンツの並び自体は変えず、アンカーリンクを活用する、という新しい発想の事例です。 ぜひご参考に!
KARTE BlocksKARTE Blocks Blogページ下部のレコメンド情報へのリンクをページ上部に設置するABテスト。クリック後のカート投入ユーザー数が約2倍に改善(アウンワークス)