KARTE Blocksの新機能・アップデートに関する開発秘話をご紹介 | KARTE Blocks Meetup vol.1

2023年8月10日、KARTE Blocks初のMeetupを開催しました。 日頃ご利用いただいている企業/ご担当者様をご招待して、KARTE Blocksの事業・開発メンバーも含めて20人ほどの少人数制で実施。 イベントでは、現在開発中の新機能についての最新情報や、今後のアップデートの方針について先行してご紹介。日々のサイト運営・改善の取り組みからKARTE Blocksへの期待まで幅広いトピックを取り上げ、各テーブルで交流を楽しみました。

新機能の開発ストーリー

今回ご紹介したのは、初期開発中の「Live連携機能」(仮称)、そして、現在限定公開ベータ版として提供中の「効果の良い/悪いセグメントの探索機能」の改善です。

「Live連携機能」は、ユーザーがWebサイト上に来訪した時の様子を管理画面上で再現できる「KARTE Live」という別機能の一部を、KARTE Blocksの一連の利用体験の中に溶かしてご提供していくものです。 以前よりKARTE Blocksのご利用企業様からは本連携機能の提供について根強いご要望があり、チームとしても優先度高く進めている開発プロジェクトです。

Live連携機能で、ブロック配信時のユーザーの閲覧の様子からヒントを得て・・・

Blocksですぐさまブロックの配信を最適化!

まずは当プロジェクトを進めているデザイナー・西山(nissy)から、プロダクトデザインの流れをご紹介。 サイト運営・改善における課題やLive連携機能への期待をユーザーヒアリングから丁寧に紐解き、UIデザインをブラッシュアップしていった過程をお伝えしました。

KARTE Blocks - Designer 西山将平(通称 nissy)

そして、Live連携機能の開発を行っているエンジニアの茨木(iba)から、管理画面のデモンストレーションを実施。 配信条件一覧やブロックリスト画面で配信効果を確認した上で、ブロックが配信されたユーザーのセッション時の行動を確認するまでの一連の流れをご紹介しました。

KARTE Blocks - Product Engineer 茨木暢仁(通称 iba)

Live連携機能(※ 開発中の画面です)

続いて、「効果の良い/悪いセグメントの探索機能」の改善について、デザインエンジニア 渡辺(nago)からご紹介。 日頃サイト運営・改善をしていると、どうしても詳細な分析まで手が回りづらいのが実情ですが、当機能を活用すると同じ配信内容でもユーザーセグメントごとに効果の違いが一目でわかり、さらなる改善に繋げていくことができます。

ワンクリックで、セグメントごとの効果数値を集計

KARTE Blocks - Design Engineer 渡辺和豊(通称 nago)。 ブロックストアの”店長”として、ブロックテンプレートの開発も担当してます。

現在は当機能を数社に限定公開しており、ご利用の中で挙がってきた課題・改善要望を基に機能のブラッシュアップを進めています。 その中でも、「セグメントごとに効果の違いはわかるが、それらをどのように捉えたらいいか知りたい」「着目すべきセグメントをぱっと見つけたい」などの声が多く、データの見せ方をUIで工夫しながら探索体験を改善する方法を模索しています。

リストでセグメントごとの効果を確認できるだけでなく、バブルチャートで特徴を掴みやすくできないかチャレンジしています (※ 画面は開発中のものです)

Blocksの未来を考えるデザインプロジェクト

KARTE Blocksは2020年夏に限定公開ベータ版を提供開始し、約3年間かけて現在の形にアップデートを重ねてきました。 そして、「Webサイトを直感的に編集できるツール」から、企業様の事業やサイト運営・改善に取り組みにさらに寄り添ったプロダクトに発展させていくため、Blocksの未来をコンセプトデザインとして形作っていく社内プロジェクトを進めています。

当プロジェクトをリードしているデザイナーの渡部(meg)から、約1年以上も前から進めているプロジェクトの軌跡と、最新のコンセプトデザインをご紹介しました。

KARTE Blocks - Lead Designer 渡部恵美 (通称 meg)

デザインツール Figmaを使ってコンセプトデザインを設計、ユーザーインタビューなどで活用しています。

このプロジェクトを通じて得られたユーザーインサイトから、先にご紹介した「Live連携機能」や「効果の良い/悪いセグメントの探索機能」の開発が生まれています。 一つ一つの機能単位で素早く開発進めていく上でも、ユーザーの利用目的や期待からプロダクト全体の体験や各機能・画面の繋がりを思い描いておくことが重要です。

プロジェクトは現在進行形で進んでいます。 開発チームでもディスカッションを重ねながら、ご利用企業様へのヒアリングなども予定しておりますので、お声がけの際にはぜひご協力お願いいたします!

コンセプトデザインを手書きで。今後もアップデートをご期待ください!

ご参加企業、Blocksチームメンバーとの交流も

日頃利用しているプロダクト・サービスがどのような視点でどのように開発されているのか、直接開発者から聞く機会は珍しいかもしれません。 同様に、日頃プロダクトを開発しているメンバーにとって、お客様におけるサイト運営や改善の取り組みやBlocksというプロダクトがどんな方にどのようにご利用いただいているのか、直接お客様から聞ける機会はとても貴重です。

ご参加いただいたお客様からの声(一部)

  • 「リリース予定の新機能やBlocksの活用方法などいろいろと教えていただき、さらに活用イメージが湧いてきました!社内メンバーとも帰りに『こんな使い方していきたいですね!』という話になりました!!」
  • 「今後の展開や、ツール開発の工程などをお聞きすることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。」

KARTE Blocksでは、今後も定期的にMeetupを開催して参りますので、ぜひご参加ください!

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