こんにちは。リーン・サイト運営プラットフォーム「KARTE Blocks」のプロダクトマネージャーを務めている大東です。

KARTE Blocksは、タグを貼るだけでサイトのあらゆる要素をすぐに改修、素早く仮説検証を重ねて継続的なパフォーマンス向上を実現するプロダクトです。サイトをどこでも自由に更新、即反映することが可能で、思いついたアイデアをすぐに試すことができます。

2023年12月に行ったメジャーアップデートの一環で、先行して限定公開していた「効果の良い/悪いセグメントの探索」機能を大幅アップデートし、「ユーザー別の効果探索」機能（β版）としてリリースしました👏 一般的なA/Bテストで見落としがちな、ユーザーセグメントごとの反応の違いを簡単に可視化でき、さらなるパフォーマンス向上に繋げていただけます🚀

同じサイト改修やA/Bテストでも、ユーザーセグメントで効果が異なる

実施したサイト改修、もしくはA/Bテストの結果、思ったように効果が出なかった...というご経験ある方も多いと思います。そんな時、これまでなら「結果が出なかった施策😭」として片付けてしまっていたのではないでしょうか？

（全ての施策とは限りませんが）実際には、特定のセグメントには効果が出ている、といったことがままあります。例えば、「初回来訪ユーザー」にはゴール率が下がり、逆に「再来訪ユーザー」はゴール率が上がっている、といった状況で、結果的に施策全体では効果が出ていない、というケースです。

今回新たにβ版リリースした「ユーザー別の効果探索」機能によって、複雑なデータ計測・集計の手間なくユーザーセグメントごとに施策結果を深掘りできます。

結果、「結果が出なかった施策」ではなく「再来訪ユーザーには成果があった施策」と一歩踏み込んだ学びが得られ、次なる改善アイデアを生み出しやすくなります。

特徴的なセグメントをバブルチャートで可視化

サイトに訪れるユーザーはさまざまなので、ユーザーセグメントごとの該当ユーザー数やゴール率、そして（A/Bテスト実施時における）リフトアップ率もさまざまです。

数あるユーザーセグメントのうち、注目してほしい特徴的なセグメントを直感的に見つけてもらえるよう、バブルチャートで可視化しています。

バブルの大きさがユーザーセグメントごとの該当ユーザー数の大きさを表し、チャートの右側に位置するほど、施策によってそのセグメントのゴール率がリフトアップしたことを示します。

もちろん、表形式でデータを確認することも可能です。ざっと数値を把握したい場合はこちらをご利用ください。

ユーザーセグメントごとにライブ動画もすぐに起動

ユーザーセグメントの傾向を掴んだ上で、「ライブ連携機能」で対象ユーザーのサイト閲覧時の様子を動画で再現することができます。 特にセグメントごとに特徴的な傾向が出ている場合、なぜそのような違いが生まれたのかを考える上でのヒントになります。

発見をもとにさらなる改善施策へ

ユーザー別の効果探索を踏まえ、配信内容を変更して対象セグメントを追加・除外したり、配信パターンごとにページエディタ画面を開いて、配信しているブロックを確認・編集できます。

分析からスムーズに施策のブラッシュアップを行えるようになっています😊

KARTE Blocksでは、今後もサイト運営・改善をもっと直感的に・スピーディに進めていただくため、プロダクト改善を進めていきます😊